天使と悪魔

原題 Angels & Demons (2009)


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Official site http://www.sonypictures.com/homevideo/angelsanddemons/

Cast

ロバート・ラングドン:トム・ハンクス(Tom Hanks)
ヴィットリア・ヴェトラ:アイェレット・ゾラー(Ayelet Zurer)
カメルレンゴ:ユアン・マクレガー(Ewan McGregor)
リヒター隊長:ステラン・スカルスガルド(Stellan Skarsgård)
オリヴェッティ刑事:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(Pierfrancesco Favino)
暗殺者:ニコライ・リー・コス(Nikolaj Lie Kaas)
シュトラウス枢機卿:アーミン・ミューラー=スタール(Armin Mueller-Stahl)

Director
ロン・ハワード

Story
カトリック教会の総本山ヴァチカンを舞台に、宗教と科学の対立の歴史が招いた恐るべき陰謀の阻止に奔走する宗教象徴学者ロバート・ラングドンの活躍を描く。
ローマ教皇の逝去を受け、教皇選挙(コンクラーベ)が行われようとしていたヴァチカンから助けを求められたラングドン教授。
かつてガリレオを中心とした科学者で結成され、ヴァチカンによって根絶されたと思われていた秘密結社イルミナティが、教皇最有力候補4人を拉致し、その処刑を予告してきたのだ。
イルミナティにつながる暗号から処刑場所の特定を試みるラングドンだったが…。

感想
TSUTAYA(店舗)にてレンタル鑑賞。
DMM.comのお試しレンタルでタダ観しようと企んでたのだが、もうすぐお試し期間の1ヶ月に迫っているにも関わらず全然この作品が届く気配も無く、更に3連休で他に観るものも無くなってしまったのでTSUTAYAの当日返却で借りてきたのだっ。

そういやこの作品がレンタル開始になってからもう1ヶ月位経つんだなぁ。。。
前回の「ダ・ヴィンチ・コード」は映画を観てから原作を読んだパターンだったわけだけど、映画も原作もどっちもすごく面白いと思えたんだよな。
で、今回のこの作品も絶対に面白いだろうと思ったので、先に原作を読んで(もうだいぶ前だけど)からの映画版鑑賞となったのだけど、、、、、。

実際のトコ、こりゃ先に映画版観といた方が良かったかも??って感じ。。。。
つか、この映画版、原作とはかなりかけ離れたストーリーだと思った。
原作はだいぶ前に読んだから細かい部分まで詳細には覚えてなかったけど、しかし、映画版のあの出だしはどうなんざんしょ?!
原作ではセルン研究所でヴィットリアの父親のレオナルド・ヴェトラが殺害され、その死体を発見したのは所長のマクシミリアン・コーラーで、しかもレオナルドの胸にアンビグラムの紋章の焼印があったのをきっかけにロバート・ラングドンが呼ばれることになったのに、映画版では所長のマクシミリアン・コーラーは一切出て来ないし、レオナルドの死体もいきなりヴィットリアが発見しちゃうし、焼印も無いし、、、、、。
こうしょっぱなからのあまりの違い様になんだかすごく期待を裏切られた感じだった。

それと、ヴィットリアとレオナルドの親子関係や亡くなったローマ教皇とカメルレンゴとの親子関係の人物背景が見事なまでに割愛されてるので、何故カメルレンゴがイルミナティが復活したかに見せかけたかの謎が皆目わからん状態になってしまってた。

更にこの映画版ではオリヴェッティが刑事になってるけど、原作ではスイス衛兵隊隊長で、原作には出て来ないリヒターなる人物が映画版で隊長になってるといった具合に登場人物も原作とはだいぶ違ってるトコもあったりした。

なので原作読んでから映画版観た人達は(勿論あたしも含め)さぞガッカリしたことだと思うわ。。。

お薦め度  ★★★★★☆☆☆☆☆